芝三丁目界隈でひときわ目立つ三田国際ビルのまん前、三田通り沿いに梅寿司が店を構えて20数年。周囲はオフィスビルやマンションが入り混じる地域で、昼にはビジネスマンが多いときで、100人ほど暖簾をくぐる。
このランチタイムで、一番人気なのは1日限定約40食で出す850円(税別)の日替わり丼。穴子丼をはじめ、イカ・帆立・イクラをふんだんに入れた海鮮丼などがその代表格。
店主の斉藤恭右さん(60歳)が、毎朝築地市場に足を運び、ネタを見ながら、その日の丼の中身を決めるが、時には高価なウニまで使うこともある。丼には汁と自家製ドレッシングをかけたミニサラダがついている。
割安感のある定番メニューに、毎日やって来て、その日の内容を聞かずに「日替わり」と頼む客もいるほどだ。夜もビジネスマンが多く、お酒との組み合わせになるようだ。
「いかに季節感のある魚でもてなすことができるかを心掛けています」と、斉藤さんはにこやかに語る。
冷蔵技術や流通の変化により、サンマ、アジ、とり貝など、かつては生食しなかった魚介類もネタとして出回るようになった。今や夏のメニューとして人気の岩ガキなどもそのひとつだが、
こうした素材を寿司のネタやつまみにうまく取り入れていくことで、店の特徴を出していきたいと斉藤さんは考える。
毎日通う築地市場の仕入先は、親子2代にわたってのつきあい。「ネタの善し悪しは見ていればわかるようになりますし、毎日顔をあわせている仲なので、信頼関係のなかでいいものを提供してもらってます」。寿司に使う米は、昔から町内の「五島米店」が、阿吽の呼吸で届けてくれるという。
店は父・梅作さんの代に創業。その名前を取って「梅寿司」とした。スタッフは斉藤さんのほかに板前が2人と斉藤さんの奥さんが中心だが、他に仕事のある長男も夜は店を手伝う。斉藤さんの弟も寿司屋、妹2人も寿司屋に嫁に行っているという寿司屋一家でもある。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| |
| |
芝 梅寿司
芝3−17−15 クリエート三田1階
TEL 03-3451-6428
営業時間 11:00〜15:00 16:30〜22:00
定休日 日・祝日
|
|
|
|
|
|
|